わたしたちのめざすこと


演劇創造都市札幌プロジェクト
代表幹事
閔 鎭京

 

いま新たなる飛躍をめざして、
「演劇創造都市札幌プロジェクト <新>提言趣意書」をとりまとめました。

 私どもは「創造都市札幌」のプロジェクトの一環として、完成度の高い作品、幅広い層の観客が楽しめる作品等を創ることを主な目標に日々活動してまいりました。
 そして今回、「民間」からの熱い意志を基礎に、「演劇による公共とは何か」をひろく議論し、多角的な視点からさまざまな実験、挑戦に取り組みたいと決意しました。経済や政治だけでは解決できない社会的文化的課題がたくさん顕在・潜在化している中で、「演劇みずからその課題にどう向き合えるのか」。札幌というまちで暮らしている1人ひとりに「演劇はどう関われるのか」。さらには “100 人の演劇人が活躍する街” をめざし、「札幌で演劇を創る意義は何か」、を問いかけ続けたいと考えています。
 そして、10年後、50年後、100年後の札幌演劇の “創造” 的な姿を描き、文字通りの「演劇創造都市」に向けて、「民間と行政」が協力、協働し、「シアターカウンシル」をつくることを目標とします。いわゆる「シアター」(演劇の場)を中心に札幌の文化的価値・社会的価値・経済的価値を高めながら、多様な価値観が受け入れられる地域をめざしプロジェクトを行いたいと思います。
 これが演劇創造都市札幌プロジェクト <新>提言趣意書の願いであります。
 皆さま、その実現に向けてぜひご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 
 
旧提言趣意書(PDF)

新提言趣意書(PDF)